第9回 佐野市子ども子育て市民フォーラム

佐野Strong Start研究会へようこそ

佐野Strong Start研究会

略称:佐野SS研

佐野SS研の目的と会員

佐野Strong Start研究会は、佐野市に生まれ育つ子どもがどこにいても「〝子ども自ら〟が  〝幸せ〟を実感して育つ(=well‐beingウェルビーイング)」ように保育の質の向上を目指して実践研究を行う組織です。

会の趣旨に賛同した市内の私立幼稚園、民間保育園、小規模保育園ならびに佐野市学童保育連絡協議会が加入して今年の6月29日に発足しました。施設形態、制度形態の壁を取り払い佐野市のすべての子どものために手をつなぎ合ったのです。発足の当日は保育園の公開保育も行い、乳児から年長児までの子どもの育ちや保育園生活の実践を検討し合い、学び合いました。

佐野SS研の活動

会の具体的な活動は、①幼稚園、保育園、小規模保育園の公開保育ならびに実践研究②市民子育てフォーラム等の学習活動です。その他、子育てと街づくりに関することに積極的に関わりたいと考えています。

佐野SS研が生まれた背景

佐野市では、佐野市幼稚園連合会が保育・教育の向上を目指し公開保育研究の取り組みを半世紀に渡って積み重ねてきた歴史があります。同会の取り組みは佐野市の保幼小連絡会組織を確立させ、公立保育園を含めた公開保育・小学校低学年授業の公開の取り組みに発展しています。また佐野市では小児科医師・臨床心理士・保健師・教育委員会が組織連携して全施設を巡回する「発達相談」「家庭支援」活動が官民共同で構築されています。

子ども子育て支援法の下に設置された「佐野市子ども子育て会議」の議論も「佐野市のどこにいても子どもが豊かに育つ街づくり」をテーマに話し合いを積み重ねると同時に独自の学習会など活発な活動も行ってきました。

「子どもの最善の利益」を目指す〝子どもの権利条約〟に合致した佐野市のこうした取り組みは、OECD編集の「保育白書」(スターティングストロングⅢ)にsano-Cityとして紹介されました。また、内閣府の冊子にも佐野市子ども子育て会議の取り組みがモデルケースとして全国に紹介されました。

子育てを楽しくの輪を広げたい~佐野SS研の展望

子どもは「友を求め」「やりたがり」「知りたがり」豊かな経験をしていくことで、その子らしく成長していきます。佐野市に生まれ育つ子ども一人ひとりの「大きくなりたい」気持ちを受け止め子どもが安心して自ら主体的に学び育っていく保育・教育環境を豊かに構築していくための活動を続けます。

 市民の皆さん、保育・教育に関わる専門職の皆さん、研究者の皆さん、保育・教育の行財政に関わる皆さん、議員の皆さん、企業経営者の皆さん、労働機関の皆さん、〝子育ては佐野市で楽しく〟〝子育てするなら佐野市だよ〟の街づくりの輪をご一緒に広げていきましょう。

佐野Strong Start研究会 会長 小 林 研 介

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